かた想い三年

一期一会を大切に

冬休み

クリスマスなんて なんの苦しみもなかった
学校あるから 好きな人に会えたなら
あなたの笑顔は ぼくにとっての クリスマスプレゼント
お金で買えない価値の意味が初めて分かった気がした

冬休みの間 13日間の試練
試されている 好きな人に会えなくて もどかしい思い
どんなときも 好きな人のこと 考えてしまうよ
クリスマスより ずっとつらい 13日間

今年もあとわずか 新年へのカウントダウン
そんな一分一秒で 考えてしまうよ
毎日がどきどきで わくわくだったのに
この13日間 どのようにして過ごせばいいのだろう
休みなんかなくなってしまえばいいのに

たまに思うよ 土曜日と日曜日がなくなったりしたらって
毎日学校があって 毎日会えるなんて なんて素敵なんだろうって
そしたらぼくは 毎日学校に通うよ 今も皆勤だけど 毎日通うよ
1週間のうち 2日間でさえ 会えなくて苦しいのに
13日も会えなかったら ぼくはどうなってしまうのだろう

考えてしまうよ 会えなくて 今にも思いが強くなりそうで
いつか一言 好きな気持ち 言えたらいいな
いつか言うんだ 後悔したくないから
気持ち伝えて わかってくれたら どれだけ楽になるかな

あなたのこと 好きになれただけで うれしいんだ
出会えただけで うれしいです
ありがとう

今年はいろんなことがあったよ
激動の一年で たくさんのできごとがあったよ
来年はどんな年になるかな
きっといい年になるよ

メール

メールなんて昔のコミュニケーションツール、使うとしても一年に一度くらいじゃないかと思っていた。 どきどきして送信ボタンを押すのに送信画面の前でずっと勇気が出なくてメールを送れない、なんてこともう二度とないと思ってた。

金曜日のことだった。自分から聞いたわけじゃなくて、頼んでもいないのに友達が彼女に僕へメールアドレスを教えるよう言い、快諾してくれたのち、友達からメールアドレスを手に入れた。僕にしてみれば自分から聞き出せずじまいでしかも直接教えてもらわなかったし、かなり不本意な感じだったけど、それでも教えてくれたことには変わりない。教えられた瞬間に速攻で連絡先に入れた。

はじめてのメールもしたし、緊張して40文字にも満たない文章を何度も書き直したり、送るまで1時間くらいためらいがあった。 普段SNSに頻繁に情報を共有している人間からすると、メールを送るのにものすごい時間がかかったのは新鮮な経験だった。 こうした経験は初めてではない。だけどまたこんな思いをしてメールができるということに喜びを感じた。

今この瞬間に人を好きになれなくても、何年後に好きになれる人に出会えて、好きになったとして、果たしてコミュニケーション手段にメールを使うだろうか。とにかくメールというコミュニケーション手段で会話のキャッチボールができたこと、きっとかけがえのない思い出になるはず。

今の若い人はみんなLINEを使っている。コミュニケーションの手段はLINEに取って代わり、数年前では10代にしてみれば当たり前だったアドレス交換が今ではLINEの友達に追加し合う光景になり、当たり前のように目の当たりにする。 LINEに限らずインスタントメッセンジャーを使うよりも、メールのほうが10年先読める保証が確実にあるから、いい思い出も苦い思い出もどんなに後でも読み返せるわけだし、案外メールもいいんじゃないかな。

メールを好きになった一日だった。食わず嫌いはよくない。

日曜だし二度寝してたら二回とも好きな人が夢に出てきた。

最初に見た夢、山みたいな場所でキャンプをしていた。2泊3日らしい。何人かでキャンプをするみたいで、料理の手伝いをしてほしいという理由で誘われた。好きな人と同じテントで寝てた。その時は二人きりじゃなくて3人だったけど、男は僕だけで、3人並んで真ん中で寝てた。

次に見た夢、学校に早く着いたのだけど、僕の好きなあの人が教室にいた。7時をちょっと回ったところなのに、始業時間よりも1時間以上早く世界史の授業が始まっていた。当然生徒は誰も来てなかった。授業が始まってすぐ、先生はすぐに教室から退出して二人っきりの状況になった。その後のことはよく覚えてないけど、あんまり変なこと起きてなかったと思う。

夢の中に出てくるなんて、やっぱりあの人のこと好きなのかな。

体験重視型

ある日、自分の思い悩んでいることの胸の内を話した。
そしたらその人は「ああ君は体験重視型だね」と言った。

普通の高校生なら五感で感じるあらゆる刺激を求めて恋をしたり好きな人とお付き合いしたいのかもしれないけれど、僕はあんまりそういうのは求めていなくて。誰ともお付き合いしたことがないから、純粋に恋をしてみたいだけなんだ。自分の体験したことないことに興味があって、きっと自分の知らない多くの体験をすることができると思っている。

そんな僕は体験重視型だ。体験重視型というフレーズが相談相手から発せられた瞬間、自分の根底にある考えはまさしくこれだと、体中に電気ショックが走ったのは記憶に新しい。

昨日は学校でとてもいいことがあった。最高の一日を過ごすことができた。昨日は最高と思うあまりいろんな人に最高としか言ってなかった気がする。最高。あんなに嬉しい体験をしたのは久しぶりだった。

青春の定義なんて誰にも決められるものではないから、自分でこれが青春だと思ったらそれはもう青春なのだろう。

恋をするのは青春だと思う。ここ数日、ずっと同じ人のことが頭に浮かんで、いつもその人のことを考えてしまっている。もしかしたらとうとう恋をするのかな。最近ようやく恋ができそうな気がするんだ。一年以上誰のことも好きになれなくて、いろいろ考えたり、いっぱい苦しんだけど、これからは自分の気持ちに素直になって、好きなんだって認めたい。ずっと恋できなかったからいまあの人のことを好きって考えないと、もう逃してしまいそうな気がするんだ。好きになれるかもしれないあの人のことはいっぱい考えてしまうけど、まだまだ心が痛んだりするわけじゃない。だけど、いままで出会ったどんな人よりも恋ができそうな予感がするから、きっといい恋ができそうなんだ。自分の気持ちを信じたい。

まもなく体育祭が控えていて、体育の時間やホームルームの時間では体育祭の練習をしている。僕は800m走をやるつもりで、現時点でもやることになっているのだけど、200mリレーの練習の時間、リレーに出場する選手が走れないみたいで、勢いで僕が走ることになってしまった。本当にやるの、しょうがないなって気持ちだったのだけど、走ってみると気持ちいいし、これが青春かって思った。

リレー、必死であんなに走るのは久しぶりで、それだけでもよかったのだけど、リレーなんかよりも、もっと最高だったできごとがあったのだけど、それは秘密にしておこう。転ぶくらい練習して、まだその傷が痛んだりしてるけど、ちょっとでもかっこいいところは見せたいな。みんな学校行事に頑張る人ばかりの学校だったら、きっと目立たないけど、まったく関心を持たない人が一定の割合でいるからこそ、がんばれば気にかけてくれるかな。

一年前の自分は自分の選択に後悔してばかりだったけど、近頃は自分の選択をよかったと思えることが多くなってきた。高校の転学なんて引っ越す人以外あんまりするようなことではないけど、学校行事の多いこの学校に転学したのは、体験重視型の考えがもとになっている。おかげで学校行事を通していろんなイベントが起こって、昔の自分ではできないようなたくさんの体験をした。こうして毎日学校に通っているうちに、決断してよかったと思った。

人生において最良の選択なんてとてもできるようなものではないけど、それでも自分の選択は間違ってなかったんだって思う。
体験重視型としてこれから忘れられない体験をいっぱいして、大人になりたい。

文化祭をやった話

ブログ見たら下書きのまま放置されていたので1ヶ月経ってしまっているものの投下する。

9月28日土曜日、11時から15時までの4時間で文化祭をした。

うちのクラスはペットボトルの飲み物とお菓子を売る企画だった。 本当は焼きそばを売る予定だったのだけど、企画が決まる段階で他に飲食を希望するクラスが多くて、落選していた。

働く人は働くし、働かない人は働かない。 働かないからといって特に問題視されるわけでもなく、本気出してやってるだけ損みたいな感じになってしまっていた。 努力する人が報われるとも限らない。 企画立案に本気出していた人ほど現場で仕事をしなくて、世の中は理不尽なものである。

セキュリティ関係の会社で働く男で、恨みでも買われているのか知らないけど何者かにより追われる話を見た。

海外逃亡を企てていて、アメリカで怪しい案件を受注しまくり当面それでしのぐ計画だ。決行日の今日、空港に向かうまでの間に時間稼ぎをしなければならない。 まもなく家にやってくる、時間がないという時に、自宅にて自分のPCを操作しクラウドストレージにある家族の写真や自分が特定される情報を極力同期しないようにした。時間がなかったので抹消まではしていない。

時間がない。全速力で走る。家の前でタクシーを拾ってそのまま空港まで行く計画だ。大きな通りに出たところタクシーをすぐに見つけることができた。

「羽田空港まで。急いで。」

ここまでは計画通りだった。だがあることに気づく。持っている金では到底空港までのタクシー代を払えないのだ。

「手持ちの金が足りないんだ。空港に着いてから金を降ろしてもいいか?」

「いいですよ」

ほっとした。こんなところで計画がだめになったとしたら殺されるかもしれない。逃げなければ。

空港に着くまでの間、家に置いたPCが操作されていることを知る。パスワードがクラックされ始めている。パスワードマネージャで管理していたおかげでなかなかクラックされない。パスワードマネージャのマスターパスワードの解析を試みている。まだ時間稼ぎはできるようだ。

休む間もなくタクシーは空港に着く。支払いを済ませ、急いで搭乗手続きを済ませる。エレベーターのドアが閉まりかけた直前、やつの一味が現れた。まさかこんなところにまでいるとは。全速力で閉まりかけたドアに突っ込む。どうやら乗れたようだ。

この辺で目が覚めた。夢なので矛盾点ありまくりだけど、久しぶりに長い夢を見た感じだった。夢を見るとたいてい追われる夢ばかりなのはなにか心に問題でもあるのだろうか…

静的サイト生成にMiddlemanを使った話

おはようございます。

貴重な休日をもったいない過ごし方をしてしまったのでMiddlemanという便利な静的サイト生成ジェネレータを使ったお話をしようと思います。 知らない方のために説明しますと、 http://itochan.jp/ というコンテンツがありまして、今まで何のツールも使わない純粋な静的HTMLでした。 そのためページを追加するのに面倒だったわけです。

Middlemanの話はRuby界隈の人から見聞きしていたので前から興味がありました。せっかくの休日を自分のサイトをMiddlemanで生成するよう書きなおしました。本当にもったいない休日の過ごし方をしましたね。はーー。。

Middlemanとは

簡単にいえば静的サイト生成のジェネレータです。Jekyllというよく使われているジェネレータもあるようですが、ドキュメントを読んだ感じすぐ使うには大変そうだし、何よりもこんな怖い名前のもの使いたくないのでMiddlemanというよくわからないけどかっこいい名前のやつを選びました。完全に個人的な主観ですがJekyllを使うと悪い人になってしまいそうです。悪い人にはなりたくないです。やさしい人になりたい。やさしい人になるためにはどうしたらよいのでしょうか。教えてください。

使い方

まずはRubyGemsからmiddlemanをインストールします。

% gem install middleman

rails new するかの如く適当なディレクトリに移動したうえで middleman init を打ちます。

% middleman init foo

bundle install が走ります。お茶でも飲んで待ちましょうと言いたいところですが、割と何か飲んでいる余裕はないです。すぐに終わります。

middleman init によって作成されたディレクトリに移動をすると、

itochan@airchan:~/git% cd foo
itochan@airchan:~/git/foo% ls
Gemfile       Gemfile.lock  config.rb     source/

このような構成になっているはずです。

コンテンツを置くときはsourceディレクトリ以下に置きます。ActiveSupportが使えるのでRailsのような感覚で書けて大変便利です。

% ls source/
images/         index.html.erb  javascripts/    layouts/        stylesheets/

出力を確認したいとき

% middleman server
== The Middleman is loading
== The Middleman is standing watch at http://0.0.0.0:4567
== Inspect your site configuration at http://0.0.0.0:4567/__middleman/

これで http://localhost:4567 で確認ができます。middleman s でも同じことができます。

静的なHTMLとして出してほしいときは

% middleman build
      create  build/images/background.png
      create  build/images/middleman.png
      create  build/javascripts/all.js
      create  build/stylesheets/normalize.css
      create  build/stylesheets/all.css
      create  build/index.html

でbuildディレクトリ以下に出力できます。

% ls build/
images/      index.html   javascripts/ stylesheets/

テンプレートエンジン

デフォルトのテンプレートエンジンはerbですが、今回はslimを使っていて、CSSはSassを使っています。 Middlemanはtiltというどのようなテンプレートエンジンにも対応できるレンダラを使用していて、tiltが対応している数多くのテンプレートエンジンで好きに記述することができます。

デプロイ

middleman-deploy というgemがあり、Gemfileに書いて bundle install した上で、config.rbに

activate :deploy do |deploy|
  deploy.method = :rsync
  deploy.user = "user"
  deploy.host = "example.com"
  deploy.path = "/var/www/example.com"
end

などと書くと middleman deploy でデプロイできます。deploy.method = :git にすることによりGitもつかえるようです。GitHub Pagesにデプロイするような使い方をするときに使えます。

まとめ

悪人になりたくなければ静的サイト生成はJekyllではなくMiddlemanを使ったほうがよいのではないでしょうか。 今まで静的サイト生成ジェネレータを使っていなかっただけなので、Jekyllでもよかった感じがありますがMiddlemanを選んだのでしょうがないです。便利です。Jekyllを愛してやまない方ごめんなさい。

Middlemanがあまりにも便利すぎて一週間ぐらいはまわりの人にMiddlemanのことしか話さないかもしれません。関係者各位はよろしくお願いします。